
限りある資源を活用するのがこれからのエンジニアの使命。
問題解決のためには、未来の地球を担う皆さんが各専門分野をきわめ、他分野も幅広く学び「ものづくり」の力を発揮することが必要です。
モノに触れ、手を動かす学びで、確かな専門知識を持つ、独創的なエンジニアを育成します。


基礎学力を培うために、とりわけ英数科目に関して、新たな観点でゼロから「学び直す」道と「発展・展開」の道の二つのコースを経て、今後必要な時には
いつでも立ち返って学べる「礎」を築くことを目指します。同時に、用意される多種多様な教養科目を学び、人間性を育み、教養豊かな創造的な技術者を育成します。
長崎総合科学大学では、「東長崎エコタウン構想」として、21世紀循環型社会を支える技術の研究に取り組んでいます。これは、工学部・総合情報学部の各コースが取り組むバイオマスエネルギー、次世代リチウムイオン電池、コジェネ太陽光発電、潮流発電など次世代エネルギーに関わる工学的な要素技術を、情報技術であるスマートグリッド技術により融合して効率的に利用するための研究です。これらの研究は、4年生の卒業研究テーマにもなっていて、循環型社会を支える新しい技術を身近に学ぶことができます。
1年次に、情報リテラシーやネットワーク社会のモラル、プログラミングの基礎を工学部共通で学んだ上で、2年次までに、C言語やVBAのプログラミング技術を習得します。高学年では、CADやシミュレーションなどのソフトウェアを駆使して、各専門コースの問題を解決できるエンジニアを養成します。

工学部工学科は、 一般・専門基礎知識を広く修得して、建学の精神にもある「ものつくりとしての実行力」「ものまねでない新技術の開発力」を獲得し、さらにコミュニケーショ ン能力と国際性を身につけ、技術者としての倫理観を持った21世紀循環型社会の構築に貢献できる人材を養成することを目的とします。そのために、次のような学生を求めます。


海上輸送の主役である船舶と海洋分野の重要性が再評価される中、船舶工学の確かな知識を持った実務に強い造船技術者および海洋を仕事場とする技術者を養成します。

●船や海が好きな人
●国際的に貢献したい意欲のある人

実は、船舶をまるごと国産で造れるのは日本だけ。日本の造船技術は国際的な競争力を持つ分野です。また、日本の周辺海域には豊富な海洋資源があることが判明しており、これらの資源開発には船舶や海洋構造物が不可欠です。今後ますます造船を学んだ技術者が求められると言えます。

日本で唯一の船舶工学コース。船舶に関する専門教育に関して70年を超える伝統を持っています。設計力を身につけるためCAD教育を徹底、最終的に3D-CADを使いこなせるようにします。九州でも珍しい船舶海洋試験水槽を備えています。







海に関わる仕事に関心があり日本で唯一の船舶工学科があるNiASへ進学しました。主な研究は波浪中の抵抗試験装置の開発。学ぶほどに海と船舶に魅力を感じ、現在の職場へ就職しました。日本小型船舶検査機構は、国に代わって小型船舶の検査事務等を行う機関です。船舶は部品交換などで直せる機関故障であっても、海上では修理が困難なため命に関わる大事故につながる可能性があります。そのため、法に基づいた点検と設備・装備が求められます。その検査を担当するのが私の仕事です。
船舶が置いてあるところまで出向き、その船が安全に航行できるかなどを検査し、合格であれば船舶検査証書、手帳を発行します。検査のために現地まで赴く大変さはありますが、担当制なので、非常に達成感があります。



日本技術者教育認定機構(JABEE)認定プログラムで、国際的なレベルの設計能力をもち、現代社会に役立つものづくりに貢献できる機械技術者を養成します。

●機械や航空機、自動車やロボットが好きな人
●環境に優しいものづくりを通して、世の中の役に立ちたい人

自動車、スマホといった身近なものから飛行機や新幹線、さらに発電所といった大きなものまで、あらゆるものが機械工学の力で作られています。裾野の広い学問であるため、進む分野も幅広いのが特長。だからこそ、他の分野も関連づけて学べる本学のコース制のメリットが活きてきます。

メカ好きの向学心を満たせる「ものづくり 」にこだわった講義内容が自慢。実際に機械に触れる実験や実習を多く取り入れています。世界水準の技術士を育成するためのJABEE認定プログラムがあり、修了者もコンスタントに輩出しています。







数学や物理が好きで本学へ。実際に機械に触れながら機械工学を学び、その魅力にはまりました。NiASは少人数制。疑問に思ったことを質問する時間が豊富にあり、徹底した指導が受けられます。現場を見学する機会にも恵まれ、三菱重工や新日鐡住金の工場やJRの車両所で溶接や圧延、整備、組み立ての様子を見ることができました。そしてなにより、ものづくり大学の呼び名に相応しい「ものに触れる 」講義が充実しています。実際にものに触れると、先人の知恵や工夫を感じることができます。「何十年も前にこんなことができていたのか! 」と感動します。この感動は、ものづくりには欠かせないと思うんです。何事にも興味と疑問を持って学んでいます。正直楽しいです!



発電所に納める消火設備の調達・設計業務に携わっています。ニーズと法律・規格を満たした消火設備を納めます。この仕事の一番の魅力は、世界中を相手に仕事ができること。学生時代から外国の方々と仕事をすることに憧れていましたが、今ではお客様も、メーカーの担当者も、同僚も外国人。文化や言葉の違う方々との仕事に悪戦苦闘の毎日ですが、その難しさゆえに、仕事が上手くいった時の達成感は大きいです。在学中は専門分野を超えて様々な活動に参加していました。テレビ局との共同での自転車発電、FM長崎でのラジオ番組制作、環境美化ボランティア、長崎から北海道まで1ヶ月半、キャンプ生活をしながらのツーリングに出かけたことも。豊かな大学生活で培われた積極性が現在のグローバルな仕事に活きています。



素晴らしいまちなみや建築物が残る長崎。恵まれた環境下でデザイン、構造、設備など建築に関わる技術を学び、優れた建築物や住宅を設計し、施工、管理できる専門家を養成します。

●建築・住宅・人間・旅が好きな人
●自分で物事を考えられる人

地理的、文化・歴史的にも特殊な地域である長崎は、建築を学ぶには絶好の都市。また、斜面の多い地形はリノベーションやリフォーム技術が切実に求められ、街の中にテーマが見つけやすいと言えます。建築士としての思考とセンスを磨くにはこの立地は大きなアドバンテージです。

建築の専門知識はもちろん芸術的なセンスを習得できるカリキュラムを展開。その中で大切にしているのが「長崎思考」です。地元企業や行政との連携で「長崎の街に求められ、長崎を良くできる」建築や管理の研究にも積極的に取り組んでいます。







普通の人が家を建てるのは、一生に1回だけ。大切なお金をお預かりして、施主の想いをカタチにしていく仕事です。打ち合わせを重ねる課程で、人生観や未来像に触れることになるので、人が好きでないとできない仕事だと思いますね。この仕事の最大の魅力は、建主の想像以上の住まいをカタチにし、ご家族に喜んでいただくこと。笑顔がモチベーションにつながります。私がNiASに進学したきっかけは、進学先に悩んでいた頃に立ち読みした長崎の旅行雑誌でした。海と緑があり、様々な様式の建築があり、なんて魅力的な街だと思いました。色々な地方から来た学生が学校の近辺で一人暮らしをしていて、みんなでご飯を作って食べるなどの交流が盛んでした。都会の学校の場合はあれほどまでの一体感は無い気がします。



科学技術を支えている電気電子工学の基礎から応用まで幅広く教育・研究を行い、ものづくり力の基盤となる知識・技術を身につけた国際社会でも貢献できる人材を養成します。

●電気電子工学を学ぶための基礎学力がある人
●好奇心旺盛な人
●電気・電子技術で社会に貢献したい人

電気電子工学なしでは人々の暮らしも環境も維持できません。電力を安定して供給できる技術。そして、通信・情報システムを支える技術。どちらも必要不可欠なモノです。また、今はまだ無い、これから生まれる未来のモノ・コトを生み出すのにも欠かせない技術。世の中を大きく変えることもできる学問です。

発電所や配電といった大きな電力=電気工学を学べる私大は少なくなっています。しかし産業界において電気工学は不可欠な技術。本コースでは電気工学・電子工学の基礎から応用までを一貫して学び、企業と時代のニーズに応える人材育成に取り組んでいます。







太陽光発電などの再生可能エネルギーに関心をもち、私も循環型社会の構築に役に立ちたいと考えていました。そういった分野に関われる学科は複数あったものの、様々な分野で活用され、将来の選択肢が増やせる電気電子工学へ進学しました。この分野が進化すれば、多くのインフラや機器がかたちを変えることになり、私たちの暮らしも大きく変わります。そこに学びの面白さを感じますね。安全で安定した電力を供給できる発電所、そしてスマホに代わるデバイス・・。今はまだカタチになっていない、けれども理想のカタチが確かにある。そういったものを実現させるのに欠かせない学びです。とてもワクワクします。自分の身の回りと結びつけて考えるのは面白いですね。将来は、最も興味のある分野で、電気電子工学の学びを活かしたいです。



高校2年の時、阪神大震災に被災しました。被災により地元での高卒の採用が無い未曾有の状況下で考えたことは、知識と見聞を広げて人としてキャパシティを大きくしなければ情勢や環境に飲まれてしまうということでした。高校の先生に相談したところ、NiASが最も早くその希望を叶えられるとすすめられました。大学では電気工学全般を学び、皆で協力してモノを作り上げる喜びを知りました。現在、HONDAでは生産ラインの技術支援業務に就いています。新機種を量産ラインへ導入する際は、研究開発部門や数多くの関連部門と協力し、困難を乗り越え、時には意見をぶつけ合い、多くの人と関わります。大変苦労しますが、オートバイが実際に走っている姿を見ると、すべて報われて「次はもっといいものを!」と思います。



医療現場を支えるスタッフの一員としての専門知識と教養を身につけます。「臨床工学技士」の国家試験合格を含め、医療関連業界から求められる人材を養成します。

●医療現場で活躍したい人
●まだ世の中にない医療機器を創造したい人
●電気、機械、生物の知識を活かし就職したい人

臨床工学技士を目指せるだけではありません。
大学の使命は「社会貢献度の高い研究」であるという考えのもと、医療従事者の視点で気球状の放射能測定装置をはじめ、本当に必要とされるものづくりに取り組んできました。人にとって、なくてはならない物を生み出せる喜びがあります。

医療機器を学ぶ上で必要になる工学知識を確実に習得できます。難関のME2種資格認定試験に合格する先輩も少なくありません。国家資格「臨床工学技士」や、医療機器の開発者まで、医療業界に幅広く対応できる人材育成を行います。







子供の頃から人を助けることができる医療に関心がありました。当時は、医療現場の仕事といえば医者や看護師しか知らなかったのですが、高校の先生に「臨床工学技士」という職業を教えてもらい調べてみることに。これまで何気なく見ていた医療機器にはメンテナンスの専門家がいることを知りました。工学分野で医療に関われる面白さを感じましたね。臨床工学技士になるための私立大学は少ない中、安い学費で学べること、少人数制にひかれ本学への進学を決意しました。沖縄の外に出てみたかったこともあります。NiASは先生との距離が近く、学生同士の結束力が堅い大学。努力する人が多く、いい影響を沢山もらっています。私も国家試験合格を目指し頑張ります!



人工心肺操作、心臓カテーテル業務、血液浄化業務、呼吸器点検、医療機器全般の管理・点検、人工呼吸器等の病棟勉強会など幅広く携わっています。そのため、患者さんの治療過程を一貫して把握できることによりやりがいを感じます。NiASで学んだことは様々な業務の基礎知識となっています。また、職員や地域の方々と交流をしたことで育んだコミュニケーション能力は、患者さんとのやりとりはもちろん、他職種の方々との信頼関係づくりにとても役立っています。臨床工学技士として、そして人として信頼されてこそ、現場で頼ってもらえるのだと実感しています。働きはじめてまだ3年目。学ぶことはたくさんあるので、目の前の課題をクリアしていくのが目標です。
